「ヘアケアが続かない」のは、私だけだと思っていた
正直に言います。
私はずっと、「ヘアケアが続かない自分」をどこかで責めていました。
若い頃は、美容室でトリートメントをして、
帰りにドラッグストアで新しいヘアケア用品を買って、
「今日からちゃんとやろう」って思えていたのに。
40代も後半になった今は、
その“やる気スイッチ”自体が、どこにあるのか分からない。
「ヘアケアが続かないなんて、だらしないよね」
「忙しいを言い訳にしてるだけじゃない?」
心の中で、そんな声が何度も聞こえていました。
でもある日、洗面所の鏡に映った自分の髪を見て、
ふっと思ったんです。
「私、怠けてたんじゃないよね」
「ただ、ずっと忙しかっただけだよね」って。
忙しい毎日で、ヘアケアはいつも後回しだった
朝は家族の準備。
お弁当、洗濯、ゴミ出し、仕事の段取り。
夜は夜で、
夕飯の支度、後片付け、翌日の準備。
気づけば一日が終わっていて、
お風呂に入る頃にはもうクタクタ。
「今日はトリートメントしよう」
そう思って買ったはずなのに、
シャンプーして、コンディショナーして、
髪を乾かすだけで精一杯。
「まあ、今日はいいか」
「明日はちゃんとやろう」
そう言いながら、
ヘアケアはいつも後回しになっていきました。
忙しい女性にとって、
ヘアケアが続かないのは“よくあること”なのに、
なぜか自分だけがダメな気がしてしまう。
これ、私だけじゃないですよね。
美容を後回しにしてきた罪悪感が、ずっと残っていた
ヘアケアをしない日が続くと、
今度は「見た目」が気になり始めます。
・パサつく
・ツヤがない
・まとまらない
・白髪が目立つ
・ボリュームが減った気がする
でも、悩んでいるのに行動できない。
「美容を後回しにしてきたツケかな…」
そんなふうに思ってしまっていました。
本当は、
誰かに責められたわけでもないのに。
自分で自分を責めるのが、
いちばん苦しかった。
「ちゃんとやらなきゃ」が、いちばん続かない原因だった
ある日、ふと気づいたんです。
私がヘアケアを続けられなかった理由って、
「時間がない」だけじゃない。
“ちゃんとやらなきゃ”と思いすぎていたこと。
・毎日トリートメント
・週に何回かのスペシャルケア
・ドライヤー前のアウトバスケア
どれも正しいし、理想的。
でも、
それを全部やれない自分を
無意識に「失敗」扱いしていた。
「どうせ続かないし」
「中途半端にやるくらいなら…」
そうやって、
ゼロか100かで考えてしまっていたんですよね。
48歳になって、ようやくわかった本当のこと
48歳になって思います。
若い頃と同じヘアケアが、
同じようにできるわけがない。
体力も、気力も、
生活の優先順位も、全部違う。
それなのに、
「前と同じようにできない自分」を
責め続けていた。
今ならはっきり言えます。
ヘアケアが続かないのは、意志が弱いからじゃない。
生活が変わっただけ。
これに気づくまで、
ずいぶん時間がかかりました。
忙しい40代・50代女性に必要なのは「完璧」じゃなかった
私がようやく楽になれたのは、
ヘアケアを頑張らない前提にしたときでした。
・今日はシャンプーだけでもOK
・トリートメントは余裕のある日に
・何もしない日があっても責めない
「やらなかった日」ではなく、
「やれた日」に目を向ける。
これだけで、
気持ちがずいぶん軽くなったんです。
不思議なことに、
気持ちが軽くなると、
自然と髪に触る時間も増えてきました。
「ヘアケア=面倒」という思い込みが外れた瞬間
ある日、何気なく髪を触りながら、
こんなことを思いました。
「私、髪が嫌いだったわけじゃないんだ」
ただ、
“やらなきゃいけないもの”
“ちゃんとできないとダメなもの”
そう思い込んでいただけ。
ヘアケアを
「義務」から「自分を労わる時間」に
少しずつ変えていったら、
不思議と、
以前よりも気持ちが前向きになっていきました。
ヘアケアが続かない自分を、もう責めなくていい
もし今、
・ヘアケアが続かない
・美容を後回しにしている
・何もできていない気がする
そんなふうに感じているなら、
それは頑張って生きてきた証拠です。
何もしてこなかった人は、
こんなふうに悩みません。
家族のこと、仕事のこと、
日々の生活を優先してきたからこそ、
自分のことが後回しになった。
それだけの話です。
これからは「できる範囲」で、ゆっくりでいい
私はもう、
「昔みたいに戻ろう」とは思っていません。
今の自分に合うやり方で、
今の生活に無理なく収まる範囲で、
できることを、
できるときに。
それでいい。
ヘアケアは、
人生を立て直すための修行じゃない。
ただ、
毎日を少しだけ楽にするためのもの。
そう思えたら、
不思議と髪を見る目も変わってきました。
最後に|同じように悩んでいるあなたへ
もしこの文章を読んで、
「これ、私のことだ…」
そう思ってくれたなら、
あなたは一人じゃありません。
ヘアケアが続かない40代女性は、
思っている以上にたくさんいます。
できなかった過去より、
今日のあなたの疲れを、
まずは認めてあげてください。
「今日もよくやったね」
そう声をかけるところからで、大丈夫です。


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