「あれ、こんなところに…」白髪に気づいた瞬間の戸惑い
朝、洗面所の鏡の前で髪をまとめていたときでした。
分け目のあたりに、一本だけ、妙に光る毛がある。
「あれ……?」
指でつまんでよく見ると、白髪。
抜くほどでもない。
でも、気づいてしまったら、もう見ないふりはできない。
「いつからあったんだろう」
「昨日は気づかなかったのに」
白髪が気になり始めた瞬間って、
こんなふうに、すごく静かで、でも確実に心に引っかかります。
白髪が気になり始めたのに、なぜか放置していた理由
正直に言うと、
私はその白髪を、そのままにしました。
抜きもしないし、
染めもしない。
「まあ、まだ一本だし」
「忙しいし、今はいいかな」
そう言い聞かせながら、
白髪は少しずつ増えていきました。
でも、本当の理由は、
どうしたらいいのか分からなかったからだと思います。
染めるほどでもない気がする。
でも、気にならないわけでもない。
この中途半端な状態が、
一番動きづらいんですよね。
「白髪 放置」してきた自分を責めていた時期もあった
しばらくすると、
ふとした瞬間に白髪が目に入るようになりました。
太陽の下。
エレベーターの鏡。
写真に写った自分の頭。
そのたびに、
胸の奥がチクッとする。
「ちゃんとケアしてないからだよね」
「放置してきたツケかな…」
誰かに言われたわけじゃないのに、
自分で自分を責めてしまう。
でも、白髪を放置してきたのは、
怠けていたからじゃない。
ただ、
決めきれなかっただけ。
染める?染めない?その二択がしんどかった
白髪の話になると、
必ず出てくるのがこの二択。
「もう染めたら?」
「私は気にせず放置してるよ」
周りの声を聞くほど、
余計に迷いました。
染め始めたら、
きっと定期的に続けなきゃいけない。
時間も、お金も、手間もかかる。
でも、染めないと、
「ちゃんとしてない人」
そんなふうに見られる気がしてしまう。
どちらを選んでも、
少し不安が残る。
だから私は、
決められないまま、
白髪を放置していたんだと思います。
白髪を「目立たなくする」という考え方を知った
ある日、夜中にスマホで
「白髪 目立たなくする」と検索していました。
染める、以外にも
いろいろな選択肢があることを知って、
少しホッとしたのを覚えています。
・全部染めなくてもいい
・今すぐ決めなくていい
・段階があっていい
そう思えたことで、
白髪に対する気持ちが、
少し柔らぎました。
白髪は、
すぐに“どうにかしなきゃいけない問題”じゃない。
ただ、
気になり始めたサインなだけ。
48歳になって分かった「白髪との距離感」
48歳になった今、
白髪との向き合い方も、
少し変わってきました。
昔なら、
見つけた瞬間にショックだったと思います。
でも今は、
「そういう年齢なんだな」
と、どこかで受け止めている自分がいます。
白髪=老けた、ではない。
白髪=終わり、でもない。
生活の積み重ねや、
体の変化が、
静かに表に出てきただけ。
そう考えると、
白髪を見る目も、
少し穏やかになりました。
白髪が気になり始めた今は、まだ「準備期間」
今の私は、
白髪をどうするか、
まだ決めていません。
染めるかもしれない。
しばらく放置するかもしれない。
でもそれでいい。
白髪が気になり始めた今は、
考え始めただけで十分な時期だと思っています。
何も考えずに放置するのと、
考えたうえで、あえて何もしないのは、
全然違う。
今は、
自分の気持ちを整理する時間。
「放置=何もしていない」わけじゃなかった
白髪を放置していると、
「何もしていない自分」
そんな気がしていました。
でも今は、
そうは思いません。
・情報を集めた
・自分の気持ちを考えた
・無理しない選択をした
それも立派な行動。
白髪をどうするかは、
人それぞれ。
今すぐ答えを出さなくても、
ちゃんと前に進んでいる。
同じように迷っている人は、きっと多い
白髪が気になり始めたけど、
放置してきた。
この状態って、
実はすごく多いと思います。
でも、
声に出して話すことでもないし、
わざわざ相談もしない。
だから、
「自分だけ?」
って思ってしまう。
でも、違います。
染めるか迷っている人。
目立たなくしたいけど決めきれない人。
今は様子見の人。
みんな、
同じところで立ち止まっています。
最後に|白髪は「決断を急がせるもの」じゃない
白髪が気になり始めたとき、
焦らなくていい。
放置してきた自分を、
責めなくていい。
白髪は、
「どうする?」と
静かに問いかけてくるだけ。
今すぐ答えを出さなくても、
その問いに気づけたなら、
それで十分です。
私は今、
白髪を見つけても、
こう思えるようになりました。
「まだ、考えてる途中だから」
それくらいの距離感で、
ちょうどいいのかもしれません。


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